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光嶋裕介(著)
定価:2000円+税
判型:四六判並製
頁数:224ページ予定
装丁:鈴木千佳子
発刊:2021年1月29日予定
ISBN:978-4-909394-46-0 C0095
◎内容
後藤正文、内田樹、いとうせいこう、束芋、鈴木理策。
5名の表現者たちの創作の根幹を、
ドローイングを描く建築家である著者がひらき、
自らの感覚をひらく、対話と思考のノート。
物が過剰にあふれ、つくり過ぎてきた現代こそ、この「つくる」ことを改めて「ひらく」必要があるように思えてなりません。これからの時代における「つくる」ことの本当の意味、あるいは「ひらく」ことの豊かな可能性について、私は5人との対話を通してたくさん学ばせてもらいました。――まえがきより
◎著者プロフィール
光嶋裕介(こうしま・ゆうすけ)
1979年、アメリカ・ニュージャージー州生まれ。建築家。一級建築士。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年同大学院卒業。ドイツの建築設計事務所で働いたのち2008年に帰国、独立。神戸大学客員准教授、早稲田大学非常勤講師。建築作品に内田樹氏の自宅兼道場《凱風館》、《旅人庵》、《森の生活》、《桃沢野外活動センター》など多数。著書に『幻想都市風景』(羽鳥書店)、『建築武者修行――放課後のベルリン』(イースト・プレス)、『これからの建築――スケッチしながら考えた』(ミシマ社)、『増補 みんなの家。――建築家一年生の初仕事と今になって思うこと』(ちくま文庫)など多数。
◎対談者プロフィール
後藤正文(ごとう・まさふみ)
1976年静岡県生まれ。ASIAN KUNG-FU GENERATION のボーカル&ギターであり、ほとんどの楽曲の作詞・作曲を手がける。
内田樹(うちだ・たつる)
1950年東京都生まれ。凱風館館長。神戸女学院大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。
いとうせいこう
1961年生まれ。編集者を経て、作家、クリエイターとして、活字・映像・音楽・テレビ・舞台など、様々な分野で活躍。
束芋(たばいも)
現代美術家。1999年にアニメーションを用いたインスタレーション作品「にっぽんの台所」を発表、同作品でキリン・コンテンポラリー・アワード最優秀作品賞受賞。近年は舞台でのコラボレーションも展開。
鈴木理策(すずき・りさく)
1963年和歌山県新宮市生まれ。2000年に写真集『PILES OF TIME』で第25回木村伊兵衛写真賞受賞。