日本習合論
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日本習合論

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内田 樹(著) 定価:1800円(税別) 判型:四六判並製 頁数:296ページ 装丁:尾原史和(BOOTLEG) 発刊:2020年9月19日 ISBN:978-4-909394-40-8 C0095 ◎内容 外来のものと土着のものが共生するとき、 もっとも日本人の創造性が発揮される。 どうして神仏習合という 雑種文化は消えたのか? 共同体、民主主義、 農業、宗教、働き方… その問題点と可能性を「習合」的に看破した、 傑作書き下ろし。 壮大な知の扉を、 さあ開こう。 <<ミシマ社創業15周年記念企画>> 「話を簡単にするのを止めましょう」。それがこの本を通じて僕が提言したいことです。もちろん、そんなことを言う人はあまり(ぜんぜん)いません。これはすごく「変な話」です。だから、多くの人は「そんな変な話は聴いたことがない」と思うはずです。でも、それでドアを閉じるのではなく、「話は複雑にするほうが知性の開発に資するところが多い」という僕の命題については、とりあえず真偽の判定をペンディングしていただけないでしょうか。だって、別に今すぐ正否の結論を出してくれと言っているわけじゃないんですから。「というような変なことを言っている人がいる」という情報だけを頭の中のデスクトップに転がしておいていただければいいんです。それ自体すでに「話を複雑にする」ことのみごとな実践となるのですから。――あとがきより ◎著者プロフィール 内田 樹(うちだ・たつる) 1950 年東京生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院博士課程中退。神戸女学院大学を 2011 年 3 月に退官、同大学名誉教授。専門はフランス現代思想、武道論、教育論、映画論など。著書に、『街場の現代思想』(文春文庫)、『サル化する世界』(文藝春秋)、『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書・第 6 回小林秀雄賞受賞)、『日本辺境論』(新潮新書・2010 年新書大賞受賞)、『街場の教育論』『増補版 街場の中国論』『街場の文体論』『街場の戦争論』(以上、ミシマ社)など多数。第 3 回伊丹十三賞受賞。現在、神戸市で武道と哲学のための学塾「凱風館」を主宰している。